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岩鋳の南部鉄瓶ではじめるしあわせな白湯生活【レビュー】

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こんにちは。YUKIです。

以前から気になっていた南部鉄瓶。

ケトルで沸かした白湯もいいけれど、とくに妊娠してからは鉄分も取れる南部鉄瓶の白湯が飲みたいと思っていました。

そんなときに、ちょうど両親も南部鉄瓶について調べていたようで、ありがたいことにプレゼントしてもらいました。

今回は岩鋳の南部鉄瓶のレビューと、使い始めの「ならし」の作業について紹介します。南部鉄瓶の購入を検討している人の参考になればうれしいです。

岩鋳(Iwachu) の鉄瓶兼急須をレビュー

もらったのは岩鋳の「鉄瓶兼用急須 5型新アラレ IH対応 12822」。

かっこいい…!

あまり大きすぎても重くて扱いが難しそうだったので、0.65Lのサイズをリクエストしました。

「鉄瓶兼急須」ということで、茶漉しも付いています。

紅茶は香りが付きそうですが煎茶とかならこれで沸かせそうです。

こちらの南部鉄瓶はなんとIHにも対応。底が平らになっていて安定感があります。

IH対応の鉄瓶は、直火専用のものよりも底が分厚く作られているそうです。

南部鉄瓶は一生もの。わが家はいまのところガスコンロですが、今後の引っ越しのことも考えてIHにも対応している鉄瓶にしました。

「ならし」の作業を開始!

南部鉄瓶は使い始める前に「ならし」の作業をおこないます。ならしをすることで鉄瓶が錆びにくく、長持ちします。

岩鋳の説明書には「水を入れて中火で沸騰させてお湯を捨てる、これを2〜3回繰り返す」と書いてあり、とくに水の指定は書いてありませんでした。

しかし、いろいろ調べてみると硬水の方がより「湯垢(ゆあか)」が付いて錆びにくくなるということだったので、硬水でならしをおこなうことに。

硬度が高すぎてもダメらしく、300mg前後がいいそう。

具体的な商品名を出すと、エビアンかヴィッテルがちょうど300mg前後だそうです。(南部鉄瓶メーカー及源の「【鉄瓶の使い方】鉄瓶使い始め完全マニュアル」を参考にしました。)

ということで、さっそくエビアンを購入。

鉄瓶の8割程度まで入れ、蓋をせず、沸騰させてから20分ほど中火にかけます。

20分経ったら蓋をして、中のお湯を捨てます。

このときのお湯は飲めないのかなと思ったのですが、けっこう濁っていたので捨てました笑

ちなみに、お湯を捨てるときに蓋をしないと蒸気で手がやけどしそうなので蓋必須です。もちろん、取手も熱くなっているのでご注意を!

↓こちらがならし前。

↓1回目のならし終了後の様子。

けっこう白い斑点が付いています!

本体が冷めたら、いまの作業を2〜3回繰り返します。

↓2回目ならし終了後の様子。

さっきより白くなりました!底面、側面ともに湯垢が付いています。

↓3回目ならし終了後の様子。

側面にもしっかり湯垢が付きました。

これでならしの作業は終了です。

南部鉄瓶は毎日使い続けることで湯垢が育ち、白湯の味もまろやかになっていくそうです。

こうやって日々の変化を楽しみながら育てていけるのが、南部鉄瓶の魅力ですよね。

これからの白湯ライフを思う存分満喫しようと思います。

南部鉄瓶で沸かした白湯の味は?

さっそく白湯を沸かしてみました。

作り方は水道水を入れて火にかけ、沸いたら10〜15分ほど弱火〜中火でそのまま沸かし続けます。じっくりと火にかけることでカルキ臭がなくなっていくそうです。

気になる味ですが…びっくりするほどおいしい

ケトルで沸かしたお湯と比べると全然違います。口当たりがとにかくまろやかで角がなく、カルキ臭さがまったくありません。

これが白湯かー!と感動しました。

沸騰直後でも飲んでみましたが、やはり10分〜15分ほど沸騰させたもののほうがよりまろやかでおいしかったです。

鉄分補給にも◎南部鉄瓶のメリットとデメリット

さいごに、あらためて南部鉄瓶のメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット
  • 南部鉄瓶で沸かしたお湯に含まれる「二価鉄」は体に吸収されやすく、鉄分補給できる
  • 鉄分が溶け出した白湯は味がまろやかになる
  • 鉄瓶を育てる楽しみがある
  • 耐久性があり、きちんとお手入れすれば一生使える
デメリット
  • 錆びやすいのでお手入れが必要
  • 本体や取手が熱くなるのでやけどには注意が必要
  • 基本的に洗えない
  • 白湯は沸騰してから10〜15分煮出すので時間がかかる

以上のことから、南部鉄瓶がおすすめな人はこちらです。

南部鉄瓶がおすすめな人
  • 貧血美味な人や妊婦さんなど、鉄分を積極的に取りたい人
  • 白湯で体調を整えたい人
  • コーヒーや紅茶が好きでティータイムにこだわりたい人
  • 経年変化を楽しみながら、鉄瓶を育てたい人

ケトルより高額ですが、心のゆたかさを重視したい人や、手間を楽しめる人にとってはとてもおすすめです。

ちなみに、中がホーロー加工されている「鉄急須」もありますがそれだと鉄分は溶け出しません。鉄分補給も考えている人は、少しお高いですが加工されていない剥き出しの鉄瓶がおすすめです。

まとめ

南部鉄瓶は手入れの手間はあるものの、何年もかけてじっくり鉄瓶を育てる楽しみがあったり、お茶がおいしくなったりと、人生がゆたかになるアイテムだと感じました。

お湯が沸くまでの時間も、ゆったりといい時間に感じられます。

これからはティータイムの時間も待ち遠しくなりそうです。

みなさんもぜひ南部鉄瓶でしあわせな時間を過ごしてくださいね!

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